- 1969年東京芸術大学声楽科卒業と同時に71年まで東京音楽大学声楽科助手をつとめた。71年から7年までイタリア留学。ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院声楽専攻科修了。在伊中、音楽療法の分野にも関わり、72年より2年間奨学金を得てフィレンツェ大学医学部分室ビアンカヴァッロ研究所の研究員を努めた。東京にて文化庁芸術祭参加公演を含む5回のリサイタル他、NHK-FM「午後のリサイタル」「クラシック・アラカルト」に録音収録。主にルネサンス及びバロック期の古声楽作品を主に研究している。
- オペラ活動にも関わり、広島市民オペラ結成記念公演「椿姫」、10周年記念公演ではイタリアより指揮者を招き「ラ・ボエーム」の演出を担当。その他、オペラフェスティバルの「愛の妙薬」「ドン・パスクァーレ」の主役を演じる。また、邦人オペラ「はだしのゲン」の初演ではゲン少年を、「仏陀」では弟子のチャンナを演じた。82年〜92年広島大学教育学部非常勤講師。
- 現在エリザベト音楽大学、同大学院教授。日本音楽療法協会正会員。日本演奏連盟会員。広島古楽集団主宰。
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